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Friday, 29 June 2007

Joke vs. 冗談

今日興味深い日記を読んで、
すごくおもしろいことに気づいたから、
それについて今日は書きます。

木曜日にKSCで開講されてた、
大学院との共同での集中講義。

ハーバード大学ケネディスクール、
シニアフェローの日本人教授、栗原教授によるもの。
日本企業のグローバル展開に関する研究活動をされてる。

その栗原先生が配ってくれてた、
The Cambridge Gazette: Lessons Learned
という慶應義塾大学出版会よりウェブで公開されてる、
栗原航海(後悔)日誌@Harvardの第一号に気になる部分を発見!

知的戦いの矛:ジョーク

『ジョークは真剣勝負で情報交換する時の欧米流の「名乗りを上げる行為」のようなものと私は考えております。戦国時代の武士は、「やーやー、我こそは…」と名乗りを上げて戦を始めました。欧米では、「さあ、真剣勝負だ」と互いが緊張した時、過度の緊張をほぐすためにも、また相手に敬意を表しつつ警告を与えるためにも、知的に鋭いジョークを飛ばして情報交換を行います。すなわち、「ジョークの切れ味同様、私達は真剣ですが、どうぞお手柔らかに」という気持ちを表す訳です。』






なるほどなー!

なぜゼミMTGで盛り上がってる時に、バイトで慌しくなってきた時に、ボケたり周りを笑わそうとしていたのか説明がつきました。そのボケるのとかは無意識であったり、意識的に議論が煮詰まった状態を一旦崩そうって発想でやってた。

「そもそもその発想はどこから来たん?」
「真剣な雰囲気が崩れるやん。」

って言われてもおかしくないです。ってかそういう空気になってるのがわかったときもあった(スルーされた時とか?w)。バイト中にそれをやってると俺は悪ふざけしてる人やと思われてると思う。でも俺は至って真剣で確実に仕事をこなしてる。

この記事を読んで気づいたこと:
「英語しゃべってるときの自分を直訳してる。」

確かに俺は異端児であり、周りの学生と少し変わった考え方だったりしゃべり方をする。その中にはもちろんユーモアも入ってる。俺はユーモアが身に付く時期にロンドンにいた。そのせいか俺の中では「冗談=Joke」やった。

でも逆に「Joke=冗談」ではないってことにこの栗原航海(後悔)日誌@Harvardを読んで気づいた。英語のJokeって皮肉が多く、それに歴史的背景・宗教倫理だとを取り入れ、さらにそれは暗に伝わることが大前提。ただ単に人を笑わす発言ではなく知的な要素が含まれている。

冗談ってどっちかって言うと聞いてると悪口や悪ふざけに聞こえる発言であり、栗原先生の日誌を引用すると「わかりきった抽象的な空文虚字」である。違いが明らかにわかるのは、Jokeを和訳すること。「~のようだ」って訳が多くなり堅苦しく違和感を感じる。冗談を英訳しようとしたらproverbや比喩を多用するはめになる。

俺がゼミやバイト先でJokeを使おうとしたとき、それは緊張をほぐすためである。俺が冗談を言ったときそれは俺の中ではJokeだった。しかし俺の使い方など理解してる人などおらず(もしくは極少数)、単に悪ふざけのようになっていたはず。これを今回痛感し、今すごく後悔している…

「なぜ冗談(Joke)を冗談(Joke)で返してくれへんの?」って思うことがたびたびあったが、そもそもJokeと冗談に対する認識が完全に甘かった。俺は無意識のうちに英語のユーモアを日本文化に「無理やり」組み込んでいた(組み込もうとしていた)。

Jokeを言ったことで得れる効果を俺は冗談で得ようとしていた。無理なことです。自分の発言を見直さなければなりません。それはJokeなのか冗談なのか、言葉を慎重選ばなければいけません。困った…そんな瞬時に判断できるのであろうか…





「Friends(USコメディー)を日本語で聞いたらおもしろくない」って話を以前友達としたのを思い出した。確かにあれはJokeの連発。「英語で聞かないとおもしろくない」理由がわかった。Jokeと冗談の違い。

今これを熱弁してもよく理解できない人もたくさんいるのではないでしょうか。留学を経験した人なら多少は理解できると思うが、滞在期間が年単位でないとはっきり納得してもらえないと思う。実際にそのユーモアを身に付けれるくらい滞在していたなら理解してもらえると思う。

だからそう考えるとユーモアって言葉を日本で果たして使うべきなんやろうかって疑問も出てくる。ユーモアは英語をカタカナしただけやろう?じゃあそれはJokeを意味するわけで、冗談ではない。冗談であるならそれは「(お)笑い」である。それともカタカナにしただけではなくて、和製英語として捉えるべきなのか?!

ダウンタウンの松本は日本の誰が聞いてもおもしろい。でも海外でブレイクできない理由も、ここにあるんちゃうかな?松本は「冗談」を使うが、海外で求められているユーモア(Joke)を使っていない。だからブレイクしない。





これ以上例を挙げたり、細かく説明していくともっと長くなってしまうのでこの辺でやめときます。さらに説明してもらいたい方(いるとはあまり思いませんがw)連絡ください。あなたが人を笑わすとき、それはJokeですか?冗談ですか?それはユーモアですか?お笑いですか?

実はこのJokeと冗談の違いに気づいた時、もう1個気づいたことがあって、今かなり気がかりです。前から友達に冗談半分(って俺は片付けてた)で言われてたんやけど、今回ちょっと真剣に悩み始めました。

「みきおはどこまで日本文化を理解しているのか。」
「みきおのどういった行動・発言が日本っぽい?」
「みきおのどういった行動・発言が欧米っぽい?」
「みきおはどこが日本人?どこが欧米人?」

Somebody give me a hand...there's just too much that I do unconsciously that it's way way WAY too difficult to figure out these answers for myself...